チョット脱線からの過熱蒸気発生装置の特長
前回は簡単に書きましたが、
当然、様々な形の熱交換器がスクラップの山となりました。
ただ良かった事は、
弊社が東大阪市で50年以上製缶業を営むモノ作りの会社であった事です。
理論や理屈に囚われず、寧ろ囚われていなかったから出来たのかもしれません。
弊社社長は、お客様から何故出来たのかと尋ねられるとこう答えて、
最後に「偶然です。」や「たまたまです。」と付加えます。
偶然たまたまの産物であります弊社発生装置の熱交換器の特長は、
前述しましたサイズにも拘らず発生量が多いと言うことです。
発生量を表現する時に使用します ○○○㎏/h は、
飽和蒸気の発生量の目安によく使われます。
一時間当たり飽和蒸気になる水の量を示します。
弊社の発生装置の表示発生量はボイラーなどで作られた飽和蒸気の発生量を、
そのまま過熱水蒸気に熱交換しています。
過熱水蒸気500℃で電気出力5KW機で30㎏/h、7KW機で37㎏/h、
10KW機で60㎏/h、15KW機で75㎏/h、20KW機で100㎏/hと、
電気出力に対しての発生量は群を抜いて業界一です。