過熱蒸気立会い試運転つづき
ボイラーの試運転も終わり、
飽和蒸気を過熱水蒸気発生装置に投入するためバルブを開きます。
飽和蒸気が勢い良く流れ込んでゆく音が聞こえ、減圧弁で圧力調整し、
制御部の2つの温度調節計が飽和蒸気温度である103℃を表示します。
過熱蒸気発生装置が繋がれた開放型熱処理炉から真っ白な蒸気が立ちのぼります。
インバーターのスイッチを入れ、調整をしながら
定格出力である過熱水蒸気温度500℃に到達、安定した事で試運転終了です。
いたって簡単シンプルです。
後は、必要な温度に設定するだけ。
蒸気さえあれば何時でも何処でも高温の過熱水蒸気が得られます。