過去の炉内過熱水蒸気熱処理
今回は定番の脱脂です。
切削加工で出た削りカス、俗に言うダライ粉。
中でもアルミのダライ粉を再利用のため過熱水蒸気で切削油を除去してみます。
上の写真のダライ粉には切削の際の切削油が大量に付着しています。
どの程度油が付着しているか目視出来る様に水に浸けてみます。
切削油で濁ります。
同量をコンベア炉内380℃の過熱蒸気処理してみます。
熱処理したものを先程と同じ様に水に浸してみます。
これは簡易テストですが、
実際はお客様が持ち帰られ分析の結果、
ご購入いただいております。
熱処理例はこの辺で一旦終了いたします。
これらの処理例をご覧いただいた皆様の中に、
「これを過熱水蒸気処理したらどうなるだろう?」
・・・ みたいなご興味が沸々と湧いてきた方おられませんか?
お問い合わせ欄からご一報くだされば、お試しで熱処理してみますがいかがでしょう。
但し、大掛かりでなく、費用もかからず、処理条件が単純(短時間)、手に入りやすい、
結果を急がない、など ・・・・・・・・ 。
条件が多くてすいません。
それでもよろしければ、テストしてこのブログでご報告させていただきます。
お気軽にお問い合わせ下さい。