チョット脱線からの自社過熱蒸気発生装置の特長2
大量の過熱水蒸気の発生を実現させた弊社の熱交換器ですが、
如何に接触表面積を無視しているかのお話をしたいと思います。
過熱水蒸気発生温度を下げれば発生量を増やす事が出来るのは当たり前ですが、
接触表面積に拘る熱交換器は、
複雑な構造ゆえ抵抗がかかり少量の増加しか望めません。
弊社熱交換器サイズ直径110㎜×長さ270㎜を500℃・100㎏/h(定格)流れるのですが、
過熱水蒸気発生温度を400℃に下げれば、発生量約 150 ㎏/h、(実証済)
更に、過熱水蒸気発生温度を300℃に下げれば、発生量約 200 ㎏/h流せます。
(実績アリ)
発生温度500℃よりも発生流量が必要な時、発生装置の台数を増やさなくても済みます。
また、流量を制御運転すれば定格出力で、
圧力を約0.4Mpa(検証済)に上げて使用することが出来ます。
以上の事が出来ることで従来の過熱水蒸気の利用範囲や使用方法に
選択肢が大幅に増える事になります。
それゆえ、弊社の90%納入実績が工業分野に導入され、
他にはない、様々な新しい利用方法、新応用装置に形を変え
ご活用いただいております。
この様に接触表面積を無視した構造のお陰で、
コンパクトにも拘らず他に真似の出来ない大流量の発生が実現したのです。