過熱蒸気 チョット脱線・・・・まとめ
長々と綴って参りましたがまとめ、
接触表面積を無視した結果得られた弊社の熱交換器(20KW機)の特長です。
過熱水蒸気の発生量が多い。(定格出力:過熱水蒸気温度500℃、発生量100㎏/h)
設定温度を下げる事で発生量が増大する。(過熱水蒸気温度300℃、発生量200㎏/h等)
流量制御による使用圧力の増加。(検証圧力0.4Mpa)
これらの特長により、従来の過熱水蒸気の利用目的や方法に加え、
新たに今迄では出来なかった広範囲のテストが出来るため、
弊社としましては、飽和蒸気設備にこだわって取り揃えました。
最後に、
低圧の過熱水蒸気の高温化は、熱交換器の材質を選定する事で解決できます。
現状市販品の材質でMAX630℃で90㎏/hの過熱水蒸気を発生させております。
過熱水蒸気の本当の難しいところは、何度の過熱水蒸気をどれだけ発生させるかです。
また、過熱水蒸気本来の特長から発生量が無ければ小さなところでの結果はだせても、
実践の生産では使用できません。
それが出来る弊社の発生装置だからこそ、
お客様により実践に近いテストが出来るように常設設備を充実させております。