野村技工

21世紀の熱エネルギーは過熱蒸気・過熱水蒸気発生装置【Genesis】の野村技工です。

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過熱水蒸気常設設備・・・・バッチ炉

コンベア炉に続きまして、

バッチ炉です。

有効炉内寸法:W300㎜×D300㎜×H300㎜、

直下噴射式。

じゃ~ン。

チョットと言うか大分年季が入って変色しています。

これでもSUS製ですが、この十数年無茶な使い方をしてきました。

それと言うのも高温用(MAX630℃、90㎏/h)発生装置に直結させていますので、

当然、バッチ炉内MAX過熱水蒸気温度530℃で流量90㎏/hで加熱処理します。

バッチ炉表面がこんな調子ですから、炉内は更に、

ど~んとこんな感じです。

SUS製ですので念のため。

正面奥の真ん中の上側の穴が排気口です。

向って右側面に炉内温度を計測する熱電対が一本。

刺さってます。

壁面には無数の穴、何でしょうねェ。

ただの箱では御座いません。内部構造はいろいろと、はい、職人ですから。

但し、過熱水蒸気以外の熱源は一切使っていません。

念のため。

右側に設置された弊社GE-100

から発生した過熱水蒸気は、

バッチ炉真下に接続され、

バッチ炉内真下の吹き出し口から噴射されます。

熱処理も写真の様に吹き出し口から直接被加熱物に当てて熱処理するか、

吹き出し口直上に衝突板を置いて拡散するかで結果も変わってきます。

バッチ炉内は棚受けがあり、品物によっては2段で熱処理も可能です。

本日はこの辺で失礼します。

 

あ、そうそう、今年に入りましてレンタルを始めたお話をしましたが、

先週土曜に貸し出しました小型簡易バッチ式試験炉が1ヵ月半ぶりに帰ってきました。

お客様のテスト状況は上々で、申請用データ収集も順調に取れたそうです。

お役に立てて何よりでした。