過熱蒸気 出荷前の性能試験運転 2
先週の続きです。
ボイラーのバルブを開放すると、
予め 100㎏/h に設定しておいた蒸気流量調節器に勢い良く流れ込んで行きます。
蒸気流量調節器が制御を始め流量が安定した頃合を見て発生装置のスイッチをON。
約 4分 で設定温度 500℃ に到達します。
安定するとフル運転していたインバーターも出力を抑え始めるので、
制御盤の出力インジケーターも点灯数を落とし始めます。
約 70% の消費電力で過熱蒸気を発生させ続けます。
50分 程運転した後、
最後に過熱水蒸気温度を 550℃ に設定し、
蒸気流量そのままで過負荷運転を 10分 して性能試験運転を終了しました。
梱包して出荷です。